新司法試験合格者数−本学は東大に次ぐ第2位−

 9月11日午後4時、法務省にて平成20年新司法試験の最終合格者2065人(既習1331人、未習734人)が発表された。最終合格率は33%(既習44%、未習22%)となり、前年の40%(既習46%、未習32%)を下回る結果となった。未習受験者の合格率の下落が、全体の合格率を下げた格好だ。また、合格者を輩出できなかった大学院や、5年で3回までしか受験できないという制限を突破できなかった受験者もうまれた。これらの結果を受けて、「合格率80%、合格者数3000人」を掲げている法科大学院構想に対する風当たりも強まりそうだ。

 本学法科大学院の最終合格者数は196人(既習179人、未習17人)で、全大学院中2位となった。また、本学大学院の最終合格率も56%(既習65%、未習22%)となり、前年の52%(既習57%、未習34%)を上回る結果である。そして何より、短答式試験合格者の最終合格率が62%と、東京大学64%、慶応義塾大学64%、早稲田大学45%、京都大学51%などの合格者数上位大学と比べても遜色ないものとなった。「論文式試験に弱い」という本学の傾向に歯止めを掛けた形だ。よって、本学大学院は大健闘した、といえるだろう。

 しかし、既習者と未習者の合格率格差が広がっていることが気にかかる。

 未習受験者は絶対数が少なくその合格率が変動しやすいので、今回の結果だけをもとにして、本学大学院の未習受験者への配慮が足りないということはできない。だが、この傾向が続くのであれば、やはり何らかの対策を採る必要があるだろう。



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